ストレス解消法の基本といえば

巷にある無数のストレス解消法のなかでも、質の良い睡眠をとるという方法は王道です。これがスポーツだと運動するための時間を確保しなければいけませんし、ジムで運動するとなればお金がかかるでしょう。一方で睡眠はすべての人にとっての日常習慣であり、お金をかけずに実践できるわけです。質の良い睡眠と聞くと多くの人はたっぷりと眠ることを考えるかもしれませんが、時間と質のバランスが大切になります。

時間は短すぎても長すぎても心身によくないので、8～9時間くらいに調整しましょう。質を高めるためには就寝前までに心身を落ち着けておくことがポイントです。ゆったりと湯船に浸かって、ハーブティーを飲んでこころを落ち着けてから布団に入るなどの工夫をしてください。

質の良い睡眠のために大切なこと

質の良い睡眠は心身のバランスを整えてくれるので、身体の疲れがとれるだけでなく脳もすっきりするでしょう。脳が疲れている状態では考えがまとまらず、集中力も低下してしまいます。仕事の効率が悪くなった、なぜかミスが増えた、といった人は過度のストレスを抱えている可能性があります。

質の良い睡眠を実現するには、まずは睡眠のリズムから整えていきましょう。就寝と起床時刻を明確に決めておく、就寝する1時間前からはパソコンやスマホを操作しない、布団に入ったら嫌なことは一切考えない、といった対策をします。ストレスは睡眠の質を低下させるので、睡眠障害やさらなるストレスを引き寄せる原因になります。負の連鎖から抜け出すためにも、就寝前に気持ちをリラックスさせておくことが大切です。